2014年6月8日日曜日

書評 俺のイタリアン、俺のフレンチ ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方 坂本孝

坂本孝氏の俺のイタリアン、俺のフレンチ ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方を読破しました。

坂本氏がなぜ飲食の世界に飛び込んだのか、またどのように困難を克服し、乗り越えてきたのかが、分かりやすく書かれていました。

圧倒的な割安感を提供するために出来る限り原価率を上げ、そのかわり回転率をあげる手法は今では認知され、他店舗でもまねされつつありますが、その仕組みを新たに生み出したところに、価値があると思います。飲食店を始めるにあたりさまざまなお店を食べあるき、繁盛しているところは立ち飲みで料理がおいしい、そこがヒントになったそうです。

また、そもそも飲食業界においてはコックの賃金が安く、これを克服し、従業員を大切にする利他の精神で進めた事も、成功の秘訣だったと思います。最初のうちは朝から晩まで働き通しにもかかわらずシェフなどの従業員チーム一丸となって進められた理由は、このあたりにあると感じました。

商品そのものの開発秘話、また会社を支えるフィロソフィその両面が理解出来る本で、今後の仕事にも参考になりました。