2014年5月26日月曜日

書評 逆境経営 桜井 博志 山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法 旭酒造 日本酒マーケティング PEST 3C STP

最近自宅で日本酒を飲む機会が増えました。

きっかけはもちろん山口県 旭酒造 獺祭【だっさい】 純米大吟醸 磨き二割三分 720mlです。

透き通ったような雑味のない風味と味で大変感動しました。

よく瓶に純米大吟醸酒とかかれてありますが、あまり意味を理解したことがなかったのですが、米、米こうじ、水のみでつくった精米歩合が50%以下である製品をいいます。もちろん獺祭の二割三分は23%以下となります。

その獺祭を生み出したのが旭酒造の桜井 博志氏。

本書逆境経営では会社を維持するための試行錯誤の様子が鮮明に記載されています。

大企業が大量生産で価格の安い日本酒を市場に出す中で生き残るためには取り扱いが困難で少量しか生産できない純米大吟醸にこだわって生産するしか選択肢がなかったんですね。また、杜氏が辞めてしまいシステム化しか選択肢が残っておらず結果として杜氏がいなくても純米大吟醸酒の生産が可能となりました。

この話をよんで、つくづくマーケティングツールのすばらしさを感じました。私がSTP,3C,4Pといったマーケティングツールを学んだのは会社に入社して7年程度ですが、もしもっと早く知っていたらとつくづく思うところです。旭酒造も結果的にこのフレームワークに乗って説明ができます。

P N/A
E 酒の需要が低下
S 美味しいものを購入する文化
T 宅配が安価に。

3C
Competitor 大量生産低価格 ( アルコールを加えた製品 )
Customer 美味しいお酒を求めている
Company 酒蔵

STP
セグメント 酔いたい人と美味しいお酒を飲みたい人
ターゲット 美味しいお酒を飲みたい人
ポジション 美味しいお酒を飲みたい人x徹底的な低価格