2014年2月23日日曜日

フォークの歯はなぜ四本になったか ヘンリー・ペトロスキー 日常の当たり前の製品の起源から紐解く発見の仕組み

最近、本は電子書籍の購入や図書館に頼る毎日。で、我が家にほこりをかぶっていて読んでいなかった本を週2冊のペースで読んでいます。

今週その中で皆さんとシェアをしたかったのがフォークの歯はなぜ四本になったか 実用品の進化論 (平凡社ライブラリー)

フォーク、ペーパークリップ、ファスナー、ビール缶など多くの日常にありふれた製品の起源や改良の歴史を振り返っています。

当たり前に利用しているものというのは、意外にどのように改良されているのか、といった点が抜け落ちてしまう傾向があります。一方なんでそのような商品が生まれのかを考える癖を付けると、新しい製品の企画などに生かすことができると考えています。

例えば、ビールやコーラの缶は、私が小学生の頃は、口の部分を外すとその部分がゴミとなって、また切り口が鋭いのでけがをすることもありました。いつのまにか、いまのように口の部分をあけてもその部分は缶と一体化してけがもせず、またその部分がゴミとなることをさけることができているわけですが、これも、改善の結果です。

わたしは現在企画の仕事をしていて、新しい製品を生み出すのが仕事なのですが、ついつい思考がどんな機能をつけるべきか、で考えすぎてしまい、なかなかアイデアがまとまらないことがあるのですが、改善のアプローチで商品を作ることの大切さを改めて感じました。結局のところ、新しい商品はなんらかの不便を解消するものであって、機能を増やすことが便利になるとは限らないのです。

形は機能に従うのではなく失敗にしたがう。もし機能できまるのであれば一度で完全無欠な製品ができてよさそうなのに現実はそうではない。文化、時代、などで変化するので完璧なものは存在しない。


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