2012年7月22日日曜日

WBC ワールド・ベースボール・クラシック World Baseball Classic 利益分配が不公平さとマーケティングについて考える

ワールドベースボールクラシックの日本辞退が検討されている。理由は利益分配が不公平であるからとのこと。スポンサーは70%が日本関連だが、利益分配は60%が米国である点に納得ができないことが、根拠となっている。

アメリカのスポーツは、スポーツ振興が目的でないことを、まず日本人は認識をしなければならない。アメリカの場合、どんなものでもビジネスで儲かるか・儲からないか、もしくは儲かるためにどのような仕組みが良いのか、を考えてから物事を進める。一方で日本はみんなが楽しめるために参加しようと、利益よりも市民が楽しむことができるかに、偏っている。前提が違うのだ。

結果として利益では米国に有利、日本に不利な縮図となった。一方で市民が楽しんだという意味では日本側の目的は達成できた。

ワールドベースボールクラシックの日本辞退が検討されているが、このような状態に陥る前に、相手の前提を理解した上で、自分自身の前提を押さえて交渉を進めるべきであった。アメリカ側にすると、そもそも同意していた条件を突然不公平だと訴えているように写る。一度不平等な状況で合意しているものを公平に戻すのは、大変な労力と困難さがつきまとう。


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