2012年7月3日火曜日

日本企業の海外M&Aが最多を記録。バブル期を超えた結果から何をひもとくか

本日の日経新聞で、M&A(合併・買収)が一段と拡大し、上期(1月〜6月)の件数が262件と前年同期比15%増え、バブル経済期の1990年(247件)を上回って22年ぶりに過去最高となったとのことです。金額ベースでは、3兆4904億円で過去2番目に高い水準。


日本の市場が縮小する中で、国内市場だけに商品を提供しても売上増が見込まれないことから、海外に進出する企業が増えています。短期間で海外に市場を広げる為、M&Aが加速しているものと考えています。大型案件だけでなく、10億円程度の小型買収も増えてきている為バブル期を件数ベースで超えたと考えられます。


海外に進出する企業の立場からすると、PEST分析としては日本市場が減少、法規制なども緩和し海外でのM&Aが容易になったと考えられ、3Cとしては他社との競争が激しく、自社製品のバリエーションが少なく、かつ市場が減少、STPとしては、下記の通りかと思います。


この結果としてのデメリットは下請けとして日本の地場企業にとっては仕事を失うリスクが高まっています。海外輸出なども考えたマーケット戦略が必要になってきています。


株価が安く、為替の恩恵も引き続き受けられる状況なので、下期もM&Aは加速し続けるか。また他社がM&Aを加速している中で自社もはたして真似すべきなのか、下期の結果でまたレビューしたいと思います。





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