2012年6月26日火曜日

サイゼリヤは何故安いのか? マーケッティング・企業戦略からひもといてみる 創業者正垣 泰彦氏

ひさびさにサイゼリヤにご飯を食べに行きました。店内は満員で常に待ち行列ができていました。

サイゼリヤの特徴は値段の安さ。全ての商品が倍の値段でも売れるだろうと感じる品質であるにもかかわらずとてもやすいのです。 そこで、サイゼリヤは何故安いのか? 企業理念や創業の歴史から考えてみることにしました。 

1。サイゼリヤの経営理念
日々の価値ある食事の提案と挑戦 日々の食事:
身近なところにある店だから行きたい時いいける
お財布に優しい価格だから毎日でもたべられる
素材を活かした料理だから毎日食べても飽きない
清潔で明るい店舗だからいつでも安心して利用できる

価値ある食事:
サイゼリヤだから食べられる商品がある
この品質でこの価格?!と思える
お客様が「きてよかった」「食べてよかった」と思える

毎日の暮らしの豊かさ:
お客様の食事の選択肢が増える

2。基本理念 

人のため 感謝と愛で:
ビジネスは「人に喜んでもらうため」にある。
ビジネスの目的は社会貢献である。
お客様、従業員、取引先、株主、家族、関わるすべての「人のために」、
感謝と愛をもって考え、行動することが私たち「サイゼリヤ」の原点である。

正しく 人として:
人として正しい倫理観を持って、公明正大に、公正に。
企業として、企業人として法令順守に努めよう。

仲良く 従業員、お客様、社会と:
社会の一員として、お互いに嫌な思いをさせないようにしよう。
目標に向かって共に協力しあえる関係を築こう。

「 決断のときによると創業者 正垣泰彦氏は東京理科大学出身の理系。大学在学中に皿洗いをしていた店を辞める際、『一緒に仕事をしたい』と何人かついて来てしまったことから料理屋をはじめることに。そして従業員の生活を安定させるために組織化する必要を感じた。上場するのに20年、その後大卒者が20年後40代になって組織を引っ張られるようになれば安定した企業になると考えた。

また世界中に一番広がっている食べ物を探すと、それはイタリア料理と中国料理。「お客さんを呼ぶには、繰り返し食べたくなる“麻薬”のような食材を使えばいいんじゃないか。食材の麻薬、それは世界中で大量に生産、消費されているに違いない」。調べると、トマト、パスタ、チーズなどの消費の伸び率が高いことが分かった。現地に飛び、実際に肌で感じることで事前調査の結果にさらに確信を持てた。

ところが実際に店舗を開店してみたがお客さんが来ない。価格を5割にしてもこない。7割引にしたら人があふれた。

仕事は何のためにするのか。人の役に立つため、社会貢献です。安くする努力に集中できるからありがたいくらい。物価が高いときこそ、安く提供するのが社会貢献ですから」。正垣が培ってきたビジネス哲学は、ぶれることがない。」

サイゼリヤ存在理由は従業員に安定した給料を支払いたい、お客様に安くておいしい料理を提供したいとの思いとおもいます。貧しい人たちに安くて美味しいものを食べてもらいたいとの思いから海外への出店もされています。値段を他社よりも7割におさえることを前提に理系集団で分析し徹底的なコスト削減のもと、驚きの価格と驚きのおいしさを顧客に提供できる体制を整えたこと、これが40年も継続している理由と解釈しました。

正垣泰彦氏の分析はマーケッティングの定石に基づいていると考えられます。

セグメンテーション・ターゲッティング

ポジショニング


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