2012年5月10日木曜日

PESTで外部分析。法解釈上のリスクの把握および対処:コンプリートガチャ・ステルスマーケティング(ステマ)

最近、コンプリートガチャ、ステルスマーケティング(ステマ)等の行為に対する法的規制や法解釈上の違法性に関する見解が相次いで出されています。

新しいサービスはその影響度が予測できないため、提供開始後、市場規模が拡大した後に消費者からのクレームや社会的影響により法整備や法解釈で違法性が示され、ある日突然市場が「無くなる」事例が発生しています。

コンプリートガチャについては、GREEプレスリリースの通りソーシャルゲーム提供企業群として政府見解が示される前に提供中止が示され、ステルスマーケティング(ステマ)は消費者庁において「インターネット消費者取引に係る広告表示に関する景品表示法上の問題点及び留意事項」を一部改定するに至っています。

インターネットは運用コストが安くかつ大きな市場に対して提供できる点で大変魅力が高く、実際に新しい仕組みでさまざまな新サービスが提供されています。その一方で上記の通り法整備や法解釈で違法性が示されるリスクがあることを事業者は認識しておかなくてはなりません。

そのような際に非常に良い分析ツールとなるのが、PESTといった環境分析ツールです。PESTはPolitic, Economy, Social, Technologyのある時期の変化を分析し、その状況にどのように対処するか、またその変化にどのようにチャンスを勝ち取っていくのかを分析する外部分析です。目の前の変化だけでなくその先の変化の備えとして自社のビジネスを分析したり、投資する際にその企業の今後の運営リスクを分析する上でPESTを行ってみてはいかがでしょう。


0 件のコメント: