2012年5月17日木曜日

情報漏洩に対する対処でその企業体質が見え隠れする

5月13日からマンツーマン英会話レアジョブがサービスを停止した。個人情報流出の可能性が確認できたからだ。

プレスリリースによると2012/2/22に不正アクセスが確認でき、攻撃ファイルを埋め込まれており、個人情報データベースに対して攻撃が可能である状況となっていたことから、サービスを止めて調査を実施しているとのことです。

情報漏洩等、企業がお客様に対して信頼を裏切るような状態に陥った際の行動は企業体質そのものの本質が見えると思います。従ってその対処は重要な意味を持ちます。すなわち誤った行動を行えばさらにお客様の信頼を失い、企業の倒産をまねきかねません。

初心に立ち返り何が正しい行動なのか考えて実行に移す必要があります。私利私欲で判断してはならないのです。その為にもリスクに対する対処は事前に準備する必要があると思います。今回の企業でこのような事態を予測していたか否かは分かりませんが、大変迅速な対応で1ユーザである私としては好印象をうけました。

もう一つ情報漏洩のケースで対応が真摯的であったものはジャパネットたかたです。

『2004年3月9日に、利用者の顧客リストが社外へと流出していたことが発覚し、その数は最終的に51万人分であったことが明らかになった。持ち出したのはジャパネットの元社員で、別の元社員と共謀して犯行に及んでいた。ほかにも、長年にわたってパソコンやビデオカメラなど、約4,200万円相当の商品が盗み出されていた。
この事件により、一連の広告活動や商品の販売を、同年4月24日まで一時自粛せざるを得ない事態に陥った(CS放送『ジャパネットスタジオ242』でも同期間はレギュラー番組を全て休止し、終日環境映像を流していた)。このとき、社長高田は会社を清算することも真剣に考えていたという。自粛していた1か月半の間には、およそ150億円の減収になったと報じられている。
同社は各所で謝罪し、事件が発覚した3月9日から12日までは毎日、その後は事業再開まで1週間毎に繰り返していた。』

このような対応は真摯さを感じ、より多くのお客様の心に響き、結果としてさらに多くのお客様の信頼を獲得しました。強さの秘密は私利私欲ではなくお客様にご迷惑をおかけしたことに対して心からお詫びを感じていたからでこそと、思うのです。倒産を回避するためにどうすれば良いかと考えがちですが、ジャパネットたかたでは会社を清算することを前提にして対応していたのです。この差が企業体質ではないでしょうか?

ジャパネットたかたの迅速な対応については、もう一つ震災の際の対処もございました。


予測できない事態が発生した際の対応で企業の本質が見えてきます。





0 件のコメント: