2011年2月14日月曜日

近年入社される社員の特徴:各種統計データより

ちょっと何気なくグーグルでググッていたところ最近の新入社員さんの特徴?について興味があって調べてみました。学生時代を過ごした環境が世代によって異なることから、特徴も日々変わるわけですが、その変化に合わて対応したほうが、お互いによって居心地が良いですよね?

2010年度 「働くことの意識」調査結果

●「第一志望の会社に入れたか」では昨年の 62.3%から 55.2%に減少した。平成 22 年度入社 組の就職活動が厳しかったことがうかがえる。<3 頁参照>

●就職先の企業を選ぶ基準では、最も多かった回答は「自分の能力、個性が生かせるから」で、 全体の 34.8%であった。以下「仕事がおもしろいから」(24.8%)、「技術が覚えられるから」 (9.0%)など、個人の能力、技能ないし興味に関連する項目が上位を占めた。調査開始当初 (昭和 46 年~48 年)1位だった「会社の将来性」は 8.3%にまで減少した。上位 4 位までを 見ると、「自分の能力や個性が活かせるから」と「仕事がおもしろいから」が増加し、「技術が 覚えられるから」と「会社の将来性」が減少する傾向を見せている。<6~7 頁参照>

●仕事中心か生活中心かでは、「仕事と生活の両立」という回答が大多数(82.8%)を占め、 「仕事中心」(9.2%)、「生活中心」(7.9%)、という回答を大きく上回った。<3~4 頁参照>

●「デートか残業か」では「残業」(85.3%)が「デート」(14.2%)を大きく上回り、過去最
高の開きとなった。男女別に見ると「残業派」が男性 81.9%、女性 88.8%と、女性のほうが
仕事を優先する傾向が強い。<9 頁参照>

●就職活動で利用された情報源では、ここ 2 年「インターネットの企業ホームページ」が全体 で 1 位だったが、今年は昨年 2 位だった「会社説明会」(90.3%)が 1 位に復活した。<5 頁参 照>

●「第二新卒として転職を考えているか」を聞くと、全体の 83.6%が「いいえ」と回答し、「は い」(13.9%)を大きく上まわった。<11 頁参照>

個人的に興味深かったのが「就労意識」


「社会や人から感謝される仕事がしたい」「仕事を通じて人間関係を広げていきたい」というのがトップ。職場の人間関係にドライな若い世代が多いというイメージがあるが、この 結果を見る限り、新入社員たちは職場の人間関係に大きな期待をもっています。反面、「仕 事をしていくうえで人間関係に不安を感じる」も 63.6%あり、職場の人間関係が新入 社員の大きな関心事であることがわかります。


ファーストキャリア【2009年度】 新入社員の傾向と対策
によると、下記の研修が有効的ということになっている。

新入社員が「自分の頭で考える」時間を設ける
– 『とにかく方法を教える』研修では、個別ケースに対しての「不安」を抱きやすく本質的な学びにつながらないので、できるだけ新入社員自身の「内省する時間」「考える時間」を設け、自発性を引き出すことで真の理解につながる。やや多めに時間を確保する必要がある
– 「なぜこの内容を学ぶのか?」という点について、新入社員各自が答えを「見つける手伝い」をする

学びのステップを明確にし、新入社員が研修に集中しやすい環境を作る
– 研修期間中に「これから何を学ぶのか?」「配属までにどのような人材になるべきなのか?」といった道筋を示し、不安を払拭する
– 自分がどの段階にいるのかを把握し、成長している実感や自分自身を認める過程を与える
– 現状の把握だけでなく、これからやるべきことを具体的にすることにより、研修に集中させる

► 研修全体のシナリオを構築し、研修期間を通じて「一貫性」を持ったメッセージを伝える
– 何の研修を内製化し、何の研修を外注するべきなのか、導入研修で目指すべき目標から落とし込む
– 内外に研修の実施を振り分ける際、それぞれの繋がりをどのように持たせるかを明確にする
– 研修全体に「一貫性」を持たせることによって、新入社員も混乱せずに研修に集中しやすくなる
► 周囲に目を向ける / 興味と問題意識を持って取り組むことの大切さを伝える
– それぞれの研修を表面的な理解に留めないでおく
– 周囲に目を向ける / 関わる仕組みを作る

► 相手への配慮の必要性と同時に「自ら考え行動する」ことを求める / 「アサーティブ」なコミュニケーションについての研修企画を盛り込む
– 新入社員は興味・関心の対象が限定されており、他者の興味に寄り添えない傾向があるので、その傾向を改善する
– 困難な状況に直面したとき、受身の姿勢で「やり過ごそうとする」クセを改善する
– 自発的な行動を喚起することも含め、他者に対しての「積極的な関わり」を身につける

► その他
- 淡々と研修を進め る講師よりも、熱 い講師による指導 の方がよりメッセー ジが伝わり易い
- 講師、人事担当者、先輩社員、 上司は、「自分はこう感じる / 感じた」と率直に伝えることで、より新入社員に伝わる
意識、関心の輪を広げるために、“プロのビジネスパーソンの姿”を考えさせ、ルール化する

少し古いですが、職場を悩ます ゆとり社員の処方せんによると、

下記の特徴があるとのこと。
・コミュニケーションが苦手
・叱られることに慣れていない
・言われたことしかやらない (気を利かせようとしない)
・成長意欲が強い反面、成功をあせる傾向がある
・自分の「やりたいこと」にこだわりすぎる
・自信満々だが実践に弱い

よって下記の対応を進めている。
「部下を褒めるタイミング」として、
・ 新たな課題をクリアしたとき
・ 成果を上げたとき
・ 自分の考えた意見を出したとき

「部下を叱るタイミング」として、
・ 注意は事態が起こった直後にする
・ 叱る場所を考える
・ 他人と比較しない
・ 伝えることはひとつにする
・ 問題を明確に指摘する

とのことでした。

なお、その他統計を、日本生産性本部にて入手することが可能です。

今回は、統計データのみで、個人的な感想は避けますが研修を検討する上で参考になると思います。

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