2010年11月15日月曜日

APECで一般ピープルが役立つツール。APEC・ビジネス・トラベル・カードABTC

さて、無事に終了したAPEC アジア太平洋経済協力Asia-Pacific Economic Cooperation, 我々はAPECでどのような恩恵を得れるのだろうかと、ふと調べてみた。我々が直接役立つツールもある模様である。

(APECとは何者。。。?)
APECはアジア太平洋地域の21の国と地域が参加する経済協力の枠組み。経済規模で世界全体のGDPの約5割,世界全体の貿易量及び世界人口の約4割を占める当該地域の持続可能な成長と繁栄に向けて,貿易・投資の自由化,ビジネスの円滑化,人間の安全保障,経済・技術協力等の活動を実施するのが目的。1989年オーストラリアで第一回の会合が実施された、意外に新しい組織。APECの活動は,「協調的自主的な行動」と「開かれた地域協力」が大きな特色。「協調的自主的な行動」とは,APECがメンバーを法的に拘束しない,緩やかな政府間の協力の枠組みであり,各メンバーの自発的な行動により取組を推進することを示している。

参加国:
ブルネイ,中国,中国香港,インドネシア,日本,韓国,マレーシア,フィリピン,ロシア,シンガポール,チャイニーズ・タイペイ,タイ,ベトナム, オーストラリア,ニュージーランド,パプアニューギニア,カナダ,チリ,メキシコ,ペルー,米国

(今年の成果)
アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)の構築に向け具体的な行動を取ることの合意

我々が直接恩恵を受けている物はない物なのか?いや、じつはあるのだ。それがAPEC・ビジネス・トラベル・カード(ABTC)

ABTC(APEC Business Travel Card: APECビジネス・トラベル・カード)は,短期滞在でビジネスを目的とする時に便利。21カ国・地域中ほとんどの国・地域で本来ビザ(査証)を必要とするところでもビザをとる必要はありませんし,専用レーンを利用できるため,入国手続がスムーズに行われる。(注:入国審査(しんさ)自体は受ける必要がありる)。

日本人への交付状況:
1.日本人へのABTC交付状況

(1)申請数
年度 新規交付申請 渡航先追加・削除申請 再交付申請 合計
15年度(2003年4月~2004年3月) 545 6 1 552
16年度(2004年4月~2005年3月) 410 31 2 443
17年度(2005年4月~2006年3月) 508 239 1 748
18年度(2006年4月~2007年3月) 804 143 7 954
19年度(2007年4月~2008年3月) 1,008 19 7 1,034
20年度(2008年4月~2009年3月) 1,213 27 14 1,254
(2)交付数
年度 新規交付 渡航先追加・削除 再交付 合計
15年度(2003年4月~2004年3月) 382 3 1 386
16年度(2004年4月~2005年3月) 372 26 2 400
17年度(2005年4月~2006年3月) 424 228 1 653
18年度(2006年4月~2007年3月) 653 150 6 809
19年度(2007年4月~2008年3月) 975 21 8 1,004
20年度(2008年4月~2009年3月) 1,105 24 13 1,142

成田空港の専用レーン

よく外国に行かれると、入国審査にうんざりしますが、このカードを持っていれば心配ありません。

配布の対象:
一定金額以上の貿易・投資実績(注1)がある企業等の経営者又は当該企業等に雇用されている方で、貿易等に関する事業(注2)を行うことを目的として参加国等への渡航が必要であると認められる方

(注1)過去1年間又は直近の決算期(1年分:四半期連結)に行われた海外の企業等との貿易にかかる取引において、その売上額が1億円以上の実績があること。又は、過去に行われた海外の企業等との合弁、合併、不動産の買収等の投資に関する金額の実績が5千万円以上あること(連結会社(連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則(昭和51年大蔵省令第28号)第2条第4号に規定する連結会社をいう。)にあっては、連結会社において過去1年間に行われた貿易に関する売上額の合計が1億円以上又は過去の累積の海外投資額の合計が5千万円以上の実績を有すること。)。

(注2)短期間行われる貿易又は投資に関する交渉、業務連絡、市場調査、契約締結若しくは納品後の役務若しくはこれらに関連する事業

会社に勤めていて海外出張が多い方は上記に当てはまる人が多いかと思われる。
ぜひAPECの恩恵をうけてはどうだろうか?

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/apec/btc/index.html

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