2009年5月10日日曜日

[書評]断ることは嫌われることなのか、そんな謎に答えてくれる勝間和代さんの『断る力』を読んでみました


いわゆる、ビジネス書では、断ることのメリットを書かれたものはない。自分が変われば相手もついてきてくれるといった内容のものが多い訳だ。そのような状況にあってある意味逆説的である断る力 (文春新書)の内容は非常に興味深いものです。

まず、大事なことは『あなたが言葉を使っていわなければ絶対相手はわからない』という点です。

自分がなんで気づいてくれないんだろうと思っても何も動かない。話したら嫌われないんだろうかと悩んでも話さないと分からない、この一文が非常にぐさっと刺さりました。ごもっとも。

『断ることで失うよりも得られるものの方が大きい』という、メリットとデメリットで動くことの大切さ、とはいうものの『嫌われる原因分析』などの分析の大切さも記載されています。

嫉妬されるくらいの人になろう、悪意の奥底にあるバックグラウンドを理解しよう、断る力を身につけるには相手との対等な人間関係が必要など、断るための前提論や方法論が盛りだくさんで記載されています。

断ることが苦手な人は、読んでみると新たな発見ができると思います。

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